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「サルコペニア」は、加齢や病気などによって筋肉の量や筋力が低下し、体を動かす力が弱くなる状態です。リハビリではとても重要なテーマです。健康な人でも年齢とともに筋肉は減っていきますが、サルコペニアではその減り方が大きくなります。
【原因】
・加齢、運動不足、低栄養、慢性疾患(糖尿病、心不全、腎疾患)
【主な症状】
・筋力低下、歩行速度の低下、転倒リスク、疲れやすさ
【たんぱく質】
・たんぱく質を多く含む食品:肉(鶏肉、豚肉、牛肉)、魚、卵、牛乳、ヨーグルト、チーズ、大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)
【ビタミンD】
・ビタミンDを多く含む食品:鮭、サンマ、イワシ、キノコ類
【カルシウム】
・カルシウムを多く含む食品:牛乳、ヨーグルト、小魚、小松菜、チーズ
【バランスの良い食事】
・主食・主菜・副菜を揃え、ビタミンやミネラルも不足しないようにします。
・主食:ご飯、パン、麺類
・主菜:肉、魚、卵、大豆製品
・副菜:野菜、キノコ、海藻
サルコペニア予防では、「運動」と「栄養」を組み合わせることが基本です。特に十分な栄養を摂取しながら筋力トレーニングを継続することが、筋肉量や筋力を維持・向上させるために重要となります。
1. 筋力トレーニング(週2〜3回を目安に大きな筋肉を鍛える)
・スクワット(5〜10回 × 2〜3セット)
・椅子からの立ち座り運動
・かかと上げ(20回程度)
・つま先上げ
※「少しきつい」と感じる程度の負荷が目安です。
2. 有酸素運動(心肺機能や持久力の維持に役立つ)
・速歩きを含むウォーキング(1日20〜30分程度)
・自転車
・水中歩行
サルコペニアの「指輪っか試験(指輪っかテスト)」は、自分で簡単にできるサルコペニア(筋肉量・筋力の低下)のスクリーニング検査です。診断を確定するものではありませんが、リスクの目安として広く利用されています。
【やり方】
1. 両手の親指と人差し指で輪(指輪っか)を作ります。
2. 利き足ではない方のふくらはぎの一番太い部分を、力を入れずに軽く囲みます。
【判定の目安(3段階)】
・囲めない(ふくらはぎの方が太い):リスクは低め
・ちょうど囲める:境界域
・隙間ができる(ふくらはぎの方が細い):サルコペニアのリスクが高い可能性があります
栄養管理委員会
参考:日本サルコペニア・フレイル学会HP
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